インド映画研究の第一人者 松岡環氏の大好評講座
インド映画連続講座 第III期 「インド映画を読む!」

[第4回]歴史を読む!~ムガル時代,英領時代,独立インド
スペース・アーナンディでは、毎年1つのテーマで行う「インド映画連続講座」を開催中ですが、第Ⅲ期は「インド映画を読む!」と題して、インド映画を深く読み込むための様々なトピックスを取り上げることにしました。

好評だった<第1回>「ジェスチャーを読む!」、<第2回>「カーストと宗教を読む!」、<第3回>「地理を読む!」に続き、<第4回>では「歴史を読む!」と題して、映画によく登場する3つの時代を取り上げたいと思います。日本の時代に当てはめれば、背景は全然違いますが、江戸時代、明治&大正時代、戦後の昭和時代、という感じでしょうか。インドの歴史映画は日本では少ししか公開されていないのが残念ですが、現代を描く作品の中にもよく言及があり、インド人にとってはmust! の知識なので、この機会にインドの歴史を振り返って見てみたいと思います。『パドマーワト 女神の誕生』(2018)、『偉大なるムガル帝国』(1960)、『ラガーン』(2001)、『Thugs of Hindostan』(2018)、『ガンジー』(1982)、『ガダル~憎しみを超えた絆~』(2001)、『ミルカ』(2013)などが参考作品となります。
なお、メインの講座と抱き合わせで開催してきた「映画で学ぶヒンディー語塾」では、実際に映画で使われた会話を学びます。ほんの1、2分の会話ですが、今回は『ミルカ』から。ヒンディー語が初めての方でも大丈夫、カタカナ書きが付いているので、その通り読めば意味が通じてしまいます。30分間の濃密なヒンディー語学習体験をどうぞ。 松岡 環
開催日 |
2019年6月15日(土) ※受付終了 2019年6月22日(土) ※受付終了 2019年7月13日(土) 【満席】 ●3回とも同内容の講座です。 |
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時 間 | 15:00~17:30 (開場 14:30) |
場 所 | スペース・アーナンディ 東急田園都市線「高津駅」<渋谷から各停で18分>下車1分 ※詳細は申込者に直接お知らせいたします。 |
講 師 | 松岡 環(まつおか たまき) [講師紹介] 1949年兵庫県生まれ。麗澤大学、国士舘大学非常勤講師。大阪外国語大学(現大阪大学)でヒンディー語を学び、1976年からインド映画の紹介と研究を開始。1980年代にインド映画祭を何度か開催したほか、様々なインド映画の上映に協力している。『ムトゥ 踊るマハラジャ』 『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』『きっと、うまくいく』 『女神は二度微笑む』 『PK ピーケイ』『パッドマン 5億人の女性を救った男』など、インド映画の字幕も多数担当。著書に、「アジア・映画の都/香港~インド・ムービーロード」(めこん/1997)、「インド映画完全ガイド」(世界文化社/2015/監修)など。 |
講座詳細 | >>こちらをご覧ください |
講座料 | 2,500円(含む資料&テキスト代) ※当日お支払ください。 |
定 員 | 各回 20名様 |
映 像 | 120インチ プロジェクタースクリーン |
留意事項 | ・会場には10段程の階段があります。予めご承知おきください。 ・この講座は、床(座布団)に座ってご参加いただく形になりますので、楽な服装でお出でください。 |
過去のテキスト |
・以前の講座のテキスト(A4判8ページのレジュメ+その回にお配りした参考資料)は、講座に来てくださる方に限り、1部500円でお分けします。 ・ご用意できるテキストは、以下の回のものです。 ●インド映画連続講座 第Ⅰ期「スターで辿るボリウッド映画史」 ●インド映画連続講座 第Ⅱ期
「女優が輝くボリウッド映画の魅力」 ●インド映画連続講座 第III期
「インド映画を読む!」 ・このテキストは、講座開催日に受付にてお渡しします。 |
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