Suryamula(スーリアムーラ)

インド映画研究の第一人者 松岡環氏の大好評講座

「インド映画完全ガイド」発売記念:インド映画を極める!

「インド映画完全ガイド」

第3回 インド社会とインド映画

 昨年10月に「インド映画完全ガイド」が世に出たのを記念して開催している、本書の第5章をテキストにした連続講座ですが、第3回は少し固いテーマを取り上げます。アルカカットこと高倉嘉男さんが担当した2つのテーマ「宗教」「観客と国民性」を元に、インド社会におけるインド映画の現在形を考えます。

  インド社会とおつきあいする時に、「宗教」ははずせないテーマです。映画の登場人物たちの宗教はどうやって見分けられるか、また、そこに込められている意味をどうやって読み解くか-これが自然にできるようになると、インド映画への理解はさらに深まります。

また、宗教問題を扱った『pk』のような作品が最近は目立ちますが、それを後押しする、経済発展に伴う映画の二極化、その鑑賞の場の二極化についても考えてみたいと思います。    松岡 環

開催日 2016年5月21日(土)
2016年6月18日(土)
 ※アンコール開催
時 間 15:00~17:00 (開場 14:30)
場 所 スペース・アーナンディ
東急田園都市線「高津駅」<渋谷から各停で18分>下車1分
※詳細は申込者に直接お知らせいたします。
講 師 松岡 環(まつおか たまき)
[講師紹介]
1949年兵庫県生まれ。麗澤大学、国士舘大学非常勤講師。大阪外国語大学(現大阪大学)でヒンディー語を学び、1976年からインド映画の紹介と研究を開始。1980年代にインド映画祭を何度か開催したほか、様々なインド映画の上映に協力している。『ムトゥ 踊るマハラジャ』 『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』『きっと、うまくいく』 『女神は二度微笑む』 『PK ピーケイ』『パッドマン 5億人の女性を救った男』など、インド映画の字幕も多数担当。著書に、「アジア・映画の都/香港~インド・ムービーロード」(めこん/1997)、「インド映画完全ガイド」(世界文化社/2015/監修)など。
講座詳細 >>こちらをご覧ください。
テキスト

高倉嘉男「多様な宗教のもと、融和を訴えるインド映画」(P.152)
高倉嘉男「”マス”と”クラス”の二極化を越えて」(P.160)
(カッコ内は執筆者&「インド映画完全ガイド」のページ数です)
>>「インド映画完全ガイド」はアマゾンで購入できます。


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