Suryamula(スーリアムーラ)

インド映画講座 【講師:松岡 環】

インド映画特別講座

バジラーオとマスターニー

②インドの歴史映画

開催日:2022/6/4、6/18、7/2
インド亜大陸は、インダス文明の頃から数えると約5,000年の歴史を持つ地域です。日本と同じように歴史上の事件を映像化した作品も多く、古代から近代直前の19世紀末までに材を取った歴史映画が数多く作られています。
その中で今回は、18世紀のマラーター王国の宰相バジラーオとその2人の妻との関係を描いた『バジラーオとマスターニー』(2015)と、イギリス統治時代の1893年を舞台にした『ラガーン』(2001)を取り上げます。


インドパキスタン国旗

①南アジアのドキュメンタリー映画

開催日:2022/4/16、4/23、5/14
今回からは「インド映画特別講座」として、毎回違うテーマを取り上げていきます。まずは、これまでちらっとしか触れたことのないドキュメンタリー映画を紹介します。~『戦争と平和』(2002)&『ソング・オブ・ラホール』(2015)~2本とも素晴らしい作品です。この機会に、南アジアのドキュメンタリー映画の魅力を知って下さい。


インド映画連続講座 第VI期「新たなるインド映画の世界」から

『新たなるインド映画の世界』

第5回 インド映画と宗教『ロボット』等ラジニカーント作品&『ムンナー・マイケル』

開催日:2022/2/26、3/12、3/26
今回は、『新たなるインド映画の世界』の「インド文化に根差し、空想と現実が入り混じるダンス」(P.120&121/執筆:高倉嘉男)を参考に、「インド映画と踊り」を考えます。ソング&ダンスシーンと言えばラジニカーント作品、と言えるぐらい、毎作品工夫がこらされているラジニカーントの映画と、ダンスと言えばこの人、タイガー・シュロフの主演映画『ムンナー・マイケル』を取り上げます。

『新たなるインド映画の世界』

第4回 インド映画と宗教『PK/ピーケイ』&『ミルカ』

開催日:2022/1/15、1/29、2/5
今回は、『新たなるインド映画の世界』の「多様で寛容でありながら、時に争いも生み出すインド社会の精神」(P.130/執筆:高倉嘉男)を参考に、「インド映画と宗教」を考えます。『PK』ではインドの宗教全体を、そして『ミルカ』ではシク教を詳しく見ていきます。

『新たなるインド映画の世界』

第3回 インド映画と印パ問題

開催日:2021/11/6、11/20、12/4
第Ⅵ期は、新刊『新たなるインド映画の世界』をベースに、毎回2作品を分析していく、という試みをしています。
今回は、「インドとパキスタン問題~かくも長き確執」(P55/執筆:松岡環)及び「インド映画と戦争」(P98/執筆:高倉嘉男)を参照しながら『URI/サージカル・ストライク』(2019/ヒンディー語)と『バジュランギおじさんと、小さな迷子』(2016/ヒンディー語)を見ていきます。

『新たなるインド映画の世界』

第2回 インド映画とカースト制度

開催日:2021/9/4、9/25、10/2 ★申込受付中
今期の第Ⅵ期「『新たなるインド映画の世界』から」は、4月末にPICK UP PRESSから発売された本をベースに、毎回2作品を分析していく、という試みをしてみることにしました。
その第2回は、「インド社会に裂け目を作るダリト(不可触民)の描写の変遷」(P.128/執筆:高倉嘉男)を参考にしながら「インド社会とカースト制度」を、『裁き』(2014/マラーティー語)と『僕の名はパリエルム・ペルマール』(2018/タミル語)を元にして見ていきます。

『新たなるインド映画の世界』

第1回 インド映画とジェンダー

開催日:2021/7/24、8/7、8/21
今期の第Ⅵ期「『新たなるインド映画の世界』から」は、4月末にPICK UP PRESSから発売された本をベースに、毎回2作品を分析していく、という試みをしてみることにしました。
第1回は、「変わりゆくインド映画界の女性像とLGBT観」(P.126/執筆:高倉嘉男)を参考にしながら、『マダム・イン・ニューヨーク』(2012/ヒンディー語)と『スルタン』(2016/ヒンディー語)を見ていきます。

インド映画連続講座 第V期「インド映画のエレメンツ」

スターの魅力

第5回 スターの魅力

開催日:2021/6/5、6/19、7/3
インド映画ほど、スター・パワーが大きく作用する映画界は世界に類がないでしょう。今回は、歴史をさかのぼり地域を広げて、スターの魅力を考察します。過去の大スターや、スターが生まれる過程にも注目していきます。「音楽」「舞踊」「アクション」「神話」と続いた「インド映画のエレメンツ」、「スターの魅力」でフィナーレです。

 

インド神話

第4回 神話の魅力

開催日:2021/4/3、4/17、5/8
映画の中にも宗教、特に神話的要素があちこちに潜んでいることがよくあります。特に映画のバックボーンとなっているものとしては、『バーフバリ』シリーズに影響を与えていた「マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」の二大叙事詩がその代表格といえます。ほかにも、クリシュナ神話やガネーシャ神のお話、シヴァ神やその妃など。映画を深く理解するための神さまの様々なエピソードを紹介します。

 

バーフバリ

第3回 アクションの魅力

開催日:2021/2/13、2/27、3/13
今回は1990年代のアクションから始めて、この30年間でどれだけインド映画のアクションが進化してきたのかを見てみたいと思います。そして、これぞアクションスター! と言えるチャーミングな肉体派のスターたちもチェックしながら、アクション監督の腕のさえを知っていただこうと思います。

 

Om Shanti Om

第2回 舞踊の魅力

開催日:2021/1/9、1/23、1/30
今回は、4大インド古典舞踊の解説から始めて、著名なダンサーやスター的な存在の舞踊振付師のお話しを。さらに、歴史に残る名ソング&ダンスシーンの紹介と、その作り方・撮り方についても語ります。インド映画の絢爛豪華な舞踊世界をお楽しみください。

 

シタール&タブラ

第1回 音楽の魅力

開催日:2020/11/21、12/5、12/12
第Ⅴ期の新しいテーマは「インド映画のエレメンツ」。その第1回は「音楽の魅力」。この後「舞踊」「アクション」「神話」「スター」と、インド映画を輝かせている要素のあれこれを取り上げて行く予定ですが、何と言ってもインド映画に欠かせないのは「音楽」です。

 

インド映画連続講座 第IV期「映画で知る! インド人の生活」

ミモラ心のままに

第5回 通過儀礼を知る!~インド人の人生を彩る儀式

開催日:2020/9/26、10/10、10/17
今回は、インド人にとっての一大イベント、人が生まれてから死ぬまでの間に経験する、節目節目の儀式「通過儀礼」を取り上げます。
ヒンドゥー教徒の場合は、生まれる前から始まり、大人になる儀式とも言える入門式や成女式を経て、人生最大のハイライトである結婚式、そして人生の最後に天に昇るための葬式と遺灰の散布、というのが大まかな通過儀礼になります。
結婚式とお葬式、そして成女式を中心に、各宗教による違い、地方地方による違いなどを見てみたいと思います。

 

インドのお祭・ホーリー

第4回 祭りを知る!~映画に描かれた祭りの数々

開催日:2020/8/22、8/29、9/12
インド人が映画と同じぐらい熱くなるイベント、祭り。日本では、宗教的な背景があり開催されることが多いですが、インドの祭りも大多数は宗教に基づいていて、映画の中でもたびたび登場しています。祭りのシーンは、実は時代によっても人気の変遷が見られます。また、祭りに託してメッセージを盛り込むことも多いので、描かれている祭りがどういうものなのかを知っておくのは重要です。この講座では、大まかではありますが、インドの年間の祭りを見てみましょう。

 

『めぐり逢わせのお弁当』

第3回食文化を知る!~映画に見る食のバラエティと作法

開催日:2020/6/27、7/11、8/1
今回取り上げるのは、日本でも人気のある「食文化」。インド映画の中で食文化が重視されるようになったのはごく最近で、やっと21世紀に入ってから、食文化が大きな役割を果たす作品が生まれるようになりました。今回はまず、インドの食文化の基本的情報を整理し、それから映画の中での使われ方を見ていきます。
当日は、お菓子のおみやげも予定しています。
「映画で学ぶヒンディー語塾」では、今回は、ヒンディー語の食べ物単語を並べて「食文化ヒンディー語」を見てみましょう。

 

『pk』

第2回 衣服を知る!~衣服のTPOと意味

開催日:2019/12/14、2020/1/18、2/15
インド人は今でも、民族衣装をよく着ます。それはどんな時に? 着るのはどんな人が? そしてどんな民族衣装を? また、ある記号性を持った衣服--例えば、イスラーム教徒男性のイスラーム帽、女性のブルカーやヒジャブ、そして男性がまとうサリーなど、何かの意味を表すものもあります。結婚衣装も、宗教や地方によって様々に違いがあるなど、衣服は実に雄弁です。それがわかる実例を様々な作品から取り上げて見ていきます。これら衣服の知識は、次にインド映画をご覧になる時の大きな助けになるでしょう。

 

『家族の四季』

第1回 格差を知る!~経済格差と地域格差

開催日: 2019年11月9日、11月30日
インド人の生活の一端を知るのに、映画は最適のツールです。第Ⅳ期は、現在のインドの生活がよくわかるパートを映画から拾って解説していきます。第1回目に取り上げるのは、「格差」の問題。インド人自身の間で、カーストとはまた違う「格差」をつくり上げているファクターとはいったい何でしょう? 映画を見て、主人公がどのような階層の人なのか、がわかるのは、どういった要素からなのでしょう? 外部の人にはちょっと難しい、「格差」社会のセンシティヴな実態を、映画の中からさぐっていきます。

 

インド映画研究の第一人者 松岡環氏の特別講座

『PAD MAN』

インド映画の字幕翻訳を手がける人のために

開催日: 2019年10月19日
インド映画の字幕翻訳者向けの特別講座を開講します。インドにはどんな言葉があるのか、それが英語字幕になるとどうなるのか、日本語字幕を作る時、どんなことに気をつければいいのか、固有名詞表記は何を参考にすればいいのか....この講座は、インドの言語とインド映画について知っていただいて、英語から字幕を作る字幕翻訳者の方に参考にしていただこう、というのが目的です。日頃疑問に思っていらっしゃることなどにもお答えしながら、お話を進めていきます。

 

インド映画連続講座 第III期「インド映画を読む!」

『ラブ・イン・トーキョー』

第5回 グローバル化を読む!

開催日: 2019年8月3日、9月7日、10月5日
インド映画は作られ始めた当初から海外に輸出され、グローバルな存在の映画として育ってきました。インド映画は、まさに世界の縮図でした。それから100年余、世界中を舞台にしてきたインド映画に、今また新たなグローバル化の波が押し寄せています。非常に特徴的だった”歌って踊る長尺の”インド映画が、世界のフツーの映画と同じになってきているのです。このグローバル化の背景は? 今後どうなる? といったところまで、『ラブ・イン・トーキョー』、『ジーンズ』、『盲目のメロディー』などの映画を使いながら、検証します。

 

『Jodha Akbar(ジョーダーとアクバル)』

第4回 歴史を読む!~ムガル時代,英領時代,独立インド

開催日: 2019年6月15日、6月22日、7月13日
今回は、映画によく登場する3つの時代を取り上げます。日本の時代に当てはめれば、背景は全然違いますが、江戸時代、明治&大正時代、戦後の昭和時代、という感じでしょうか。参考作品は、『パドマーワト 女神の誕生』、『偉大なるムガル帝国』、『ラガーン』、『Thugs of Hindostan』、『ガンジー』、『ミルカ』など。

 

第3回 地理を読む!~北インド・南インド・東インド

開催日: 2019年4月20日、5月18日、5月25日
今回は、インドを大ざっぱに3つに分け、それぞれの土地が映画の中にどう描かれているかを見ていきます。参照作品は、北インドが登場するシャールク・カーン主演作『ラジュー出世する』と『DDLJ』、さらにコルカタを描く『女神は二度微笑む』や『バルフィ! 人生に唄えば』などですが、ちょっと珍しい作品も登場。南インドはラジニカーントとヴィクラム主演作等から、日本人がインドの地理を認識する手がかりを探っていきます。その他、地理がワープするソング&ダンス・シーンや、「『バーフバリ』の地理」も取上げます。

 

アーミル・カーン

第2回 カーストと宗教を読む!~アーミル・カーン作品

開催日: 2019年1月19日、2月16日、4月13日
今回は「カーストと宗教を読む!」と題して、インドと言えばこれ!という2つのテーマに挑みます。今回参照するのはアーミル・カーン主演作品『ラガーン』『きっと、うまくいく』そして『PK』です。そのほか、『バーフバリ』や、最近カースト問題を果敢に取り上げる作品が増えたタミル語映画の話題もまじえながら、これを知っておけばインド映画がさらによくわかる、カーストと宗教に関する映画的基礎知識についてお話します。どうぞお楽しみに。

 

シャー・ルク・カーン

第1回 ジェスチャーを読む! シャールク・カーン作品~

開催日: 2018年11月10日、12月8日、12月15日
第Ⅲ期は、「インド映画を読む!」と題してインド映画を深く読み込むための様々なトピックスを取り上げることにしました。  
<第1回>では、皆さんの意表を突き、「ジェスチャーを読む!」と題して、様々なインド的ジェスチャーを取り上げます。よく知られている、首を横に傾ける「イエス」のジェスチャーに始まって、それは何?という謎のジェスチャーまで、様々なジェスチャーとそれに込められた意味を、映画を参照しながら学んでいきます。  

 

インド映画連続講座 第II期「女優が輝くボリウッド映画の魅力」

シュリーデーヴィー

第6回 シュリーデーヴィー

開催日: 2018年7月14日(土)、9月15日(土) 
「女優が輝くボリウッド映画の魅力」その最後を飾るのが、本年2月24日に惜しくも亡くなったシュリーデーヴィー(シュリデヴィ)。1970・80年代にタミル語映画で活躍した後、ムンバイにやってきてそこでも大人気女優となります。1990年代、シュリーデーヴィーが次々とヒット作を出すもので、当時のボリウッドは「ワン・ウーマン・インダストリー」と言われたほど。そんな彼女の作品と人生を辿りながら、ドバイでの急死の真相も探っていきます。  

 
アイテム・ガールズ

第5回 アイテム・ガールズ

開催日: 2018年6月2日(土)
「アイテム・ガールズ」とは、「アイテム・ナンバー」あるいは「アイテム・ソング」を演じる女優の総称です。インド独立後、映画が娯楽として大きな位置を占めるようになると、エンタメ要素として派手なソング&ダンスシーンが挿入されるようになりました。エロティックな要素も含むことから、当初は、清純なヒロイン役の主演女優ではなく、クラブのダンサー等を演じる脇役の女優が演じていました。1990年代以降は、主演女優やゲスト出演の著名女優が演じることも増えました。そんな歴史も辿りながら、歴代の「アイテム・ガールズ」と「アイテム・ナンバー」を見ていきます。  

 
カージョル

第4回 カージョル

開催日: 2018年4月14日(土)、5月19日(土) 
『DDLJ』や『何かが起きてる』で古くからのインド映画ファンにはお馴染みの、カージョルが登場します。母も祖母も伯母も人気女優、父は映画監督という映画人一家に生まれ、1999年に人気男優アジャイ・デーウガンと結婚したカージョルですが、1992年のデビュー作の次に出演した『賭ける男』に始まるシャー・ルク・カーンとの共演作により一世を風靡。2人の相性はバツグンで、ヒット作品が目白押しです。今回はシャー・ルクとの共演作を中心に、アジャイ・デーウガンとの共演作もまじえてご紹介しながら、カージョルの魅力に迫っていきます。  

 
アヌシュカー・シャルマー

第3回 アヌシュカー・シャルマー

開催日: 2018年1月20日(土)、2月17日(土)
デビュー作がシャー・ルク・カーンとの共演作『Rab Ne Bana Di Jodi(神が作り給うたカップル)』というラッキー・ガールで、次にランヴィール・シンとタッグを組んだ『Band Baaja Baaraat(花婿行列が賑やかに)』もヒット。再び『命ある限り』でシャー・ルクと共演したかと思えば、アーミルとは『PK』で、サルマーンとは『スルターン』で共演し、いずれも大ヒットという、ものすごい強運の持ち主なのですが、ご本人はいたってシンプル。日本食好きが判明したインタビュー時の様子などもまじえながら、今はプロデューサーとしても実績を重ねているアヌシュカーの魅力に迫ります。 

 
プリヤンカー・チョープラー

第2回 プリヤンカー・チョープラー

開催日: 2017年11月11日(土)、12月16日(土)
今やハリウッドでも大活躍中のプリヤンカー・チョープラー。歌手としても有名ですが、2017年4月には「世界でもっとも美しい女性」の第2位に選ばれ、「クワンティコ」等のテレビドラマでも大人気。ディーピカーに先んじて欧米に顔を知られました。インドでは『バルフィ!』(2012)等意欲的な作品に多く出演しており、その足跡を辿ると興味深いことがわかってきます。役柄分析もまじえながら、彼女の魅力に迫っていきます。

 
ディーピカー・パードゥコーン

第1回 ディーピカー・パードゥコーン

開催日: 2017年9月9日(土)、9月17日(土)
日本でも公開・上映作品が多いディーピカー・パードゥコーン。『トリプルX:再起動』(2017)で世界中に知られるようになったディーピカーですが、ここのところ様々に「気が強い」系女子の役を演じていて、大女優の貫禄十分。彼女が一番輝く役はどれ? といった分析もまじえながら、魅力に迫っていきます。

 

インド映画連続講座 第Ⅰ期 「スターで辿るボリウッド映画史」

アミターブ・バッチャン

第4回 アミターブ・バッチャン

開催日: 2017年7月8日(土)、7月22日(土)
アミターブ・バッチャンとお目に掛かったのは、1980年1月のこと。ムンバイにあるアミターブの自宅でした。文学者であるお父様に紹介してくださる方があり、まずお父様を訪ね、その後アミターブがいる日を教えてもらって、再度自宅を訪ねたのです。そんなお話もまじえながら、奥さんのジャヤーや息子アビシェークのお話もちょっぴりしたいと思います。

 
サルマーン・カーン

第3回 サルマーン・カーン

開催日: 2017年5月20日(土)、6月3日(土)
今回の連続講座で取り上げる4人のうち、サルマーン・カーンだけは会ったことがないのですが、行ったことのある彼のお店「Being Human」の話などもまじえながら、彼の俳優としての魅力と人間像に迫ってみたいと思います。

 
シャー・ルク・カーン

第2回 シャー・ルク・カーン

開催日: 2017年2月4日(土)、2月18日(土)、4月15日(土)
ずっと以前、2001年9月には来日したこともあるシャー・ルク・カーン。『ラジュー出世する』から始まって、日本での上映作品が一番多いスターでもあります。カメオ出演も含めると100本近い出演作を辿りながら、テレビ時代も含めた約30年の足跡を振り返ります。  

 
アーミル・カーン

第1回 アーミル・カーン

開催日: 2016年11月12日(土)、12月17日(土)、
     2017年1月7日(土)

『pk』『きっと、うまくいく』でもお馴染みのアーミル・カーン。彼が代表するのはボリウッドの「良識」。作品を選び抜くことで知られるアーミルの目線は、どんな経歴によって培われたのでしょうか。

 

『インド映画完全ガイド』発売記念特別講座 「インド映画を極める!」

『インド映画完全ガイド』

第3回 インド社会とインド映画

開催日: 2016年5月21日(土)、6月18日
インド社会とおつきあいする時に、「宗教」ははずせないテーマです。映画の登場人物たちの宗教はどうやって見分けられるか、また、そこに込められている意味をどうやって読み解くか-これが自然にできるようになると、インド映画への理解はさらに深まります。また、宗教問題を扱った『pk』のような作品が最近は目立ちますが、それを後押しする、経済発展に伴う映画の二極化、その鑑賞の場の二極化についても考えてみたいと思います。

 
『インド映画完全ガイド』

第2回 インド映画のファッションを読み解く

開催日: 2016年2月6日(土)、4月23日(土)
第2回はファッションに焦点を当てます。実はインド映画界、特にボリウッドと呼ばれるヒンディー語映画界には、ハリウッドにも見られない特殊なファッションの掟があります。そんなお話から始まって、映画の衣裳が誕生するまでの過程や、映画のファッションが庶民の服装に与える影響、さらには映画における服装の記号論などのお話をしたいと思っています。

 
『インド映画完全ガイド』

第1回 インド映画のクライマックス・アクションと舞踊

開催日: 2015年11月21日(土)、2016年7月16日(土)
インド映画を愛する皆様、このたび「インド映画完全ガイド」が世に出たのを記念して、本書の第5章をテキストにした連続講座を開いてみることにしました。講座は3回連続の予定で、まずは第1回の概要をお知らせします。映像もご覧に入れながら、皆様と膝突き合わせてインド映画のお話をじっくりやってみようという企画です。

 

講師紹介
松岡 環(まつおか たまき)
1949年兵庫県生まれ。麗澤大学、国士舘大学非常勤講師。大阪外国語大学(現大阪大学)でヒンディー語を学び、1976年からインド映画の紹介と研究を開始。1980年代にインド映画祭を何度か開催したほか、様々なインド映画の上映に協力している。『ムトゥ 踊るマハラジャ』 『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』『きっと、うまくいく』 『女神は二度微笑む』 『PK ピーケイ』『パッドマン 5億人の女性を救った男』など、インド映画の字幕も多数担当。著書に、「アジア・映画の都/香港~インド・ムービーロード」(めこん/1997)、「インド映画完全ガイド」(世界文化社/2015/監修)など。

Blog 369

Inner child Therapy