Suryamula(スーリアムーラ)

瞑想的入浴法

瞑想的入浴法イメージ

日常生活に瞑想を取り入れましょう

 ふだん日課になっているシャワーや入浴。日常の雑事のひとつで面倒だと思っていませんか? 入浴は体を清潔にするだけではなく、心身を活性化させる浄化法、瞑想法としても重宝します。
 

ほんの少し「意識する」だけで、入浴が瞑想になる方法を紹介します。
まず、入浴するときは少しぬるめのお湯に浸かりましょう。できたらお風呂場の照明を消し、目を閉じます。体を伸ばせたら伸ばして力を抜きましょう。お湯の温かさが体の表面から内部の深いところまで浸透し、芯から体がほぐれ、ゆるむのを感じましょう。お湯と体の境目を感じなくなるぐらいリラックスして、ゆったりと自然に呼吸します。吐く息とともに体中から疲れやストレス、老廃物など不要なものが出て、お湯の中に溶けて消えてゆきます。不純物や毒素が出ては消え、出ては消えて…、本来の純粋な状態に戻ってゆきます。清らかさ、透明さを感じながら、しばらく、くつろぎましょう(入浴時間は、のぼせるほど長湯してはいけません。体に負担がかからない程度にとどめましょう)。

瞑想的入浴法 ~観想法~

次に、観想(*1)を用いた入浴法をご紹介します。観想とは物や風景等をありありと観(み)ることです。

まずは、お風呂のお湯が清らかな聖水であるとイメージします。もし、不調や病気があるなら、その病巣や症状が、吐く息とともに体中から出て、溶けて消えてゆくのを観じましょう。ゆったりとした呼吸を繰り返します。温かく心地よい甘露聖水に包まれ、不純物が出て、細胞のひとつひとつがイキイキとした状態に戻ってゆきます。※最初はイメージで結構です。回数を重ねるごとに体感としてつかめるようになるでしょう。

瞑想的シャワーの浴び方

日本には「水に流す」という美しい文化があります。かけ湯をしたり、シャワーを浴びるときは、今日、うまくいかなかったこと、うまくいったこと、辛かったこと、楽しかったこと等、すべてを洗い流します。ポイントは、ポジティブな感情や体験も洗い流すこと。そうすることで、どこにも偏らない自己の中心に落ち着きます。きれいな水(お湯)に浄められ、ニュートラルな状態に戻ってゆきます。

瞑想的入浴法のあと

お風呂上りは清々しく爽やかで、真新しく生まれ変わったように感じることもあるでしょう。日常のなかで、ほんのひとときでも、このスッキリさっぱり感を体感することは大切です。こういうクリアーな状態のときに知りたい情報がポーンと入ってきたりします。余分なものが排出され、リラックスしているとき、必要なものは自然に入ってくるのです。
心身の浄化・活性化を促す瞑想的入浴法を、今日からあなたの生活にとり入れてみましょう。

(*1) 観想
ある物体や人、風景等を目の前にありありと映像化すること。

ベーシック・クラスでは、瞑想の時間に観想の練習もおこなっています。宗教色の全くない観想法です。
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